男性を育てることができる日本女性

あえて、“大和撫子精神”と精神を付けた理由は、ここに日本人女性のルーツがあると考えるからです。
日本人女性の最大の特徴は、男性を育てることができること。
かつて、武士の妻は、“内助の功”に称されるように陰ながら夫を支えて出世させていたのです。

この“内助の功”という言葉は、土佐藩主、山内一豊の妻が嫁入りで持ってきた馬が織田信長の目に留まり、山内一豊は、土佐藩主になれたというエピソードがきっかけで“内助の功”という言葉ができたといわれています。

現代においても“内助の功”で夫が出世するケースも多いことでしょう。
妻の支えがあってこそ、夫も出世できるのです。
そして、生活スタイルの変化から、共働き世帯が増え、大和撫子のごとく、
女性が家を守る夫婦のあり方が難しくなってきました。

生活様式が、共働きというスタイルになっても、私たちは、日本人女性。
日本人女性の特徴である“大和撫子精神”は、受け継がれています。

では、どういうところに受け継がれているのでしょう。

「大和撫子精神とは1」に続く